1.体 裁 B5判・136ページ
2.編 集 日本数学協会
3.発 行 日本評論社
4.定 価 (本体1,700円+税)
5.内 容
★創刊20周年記念
■特集1: 数学文化はどのようにして生まれ育ったか
●三浦伸夫 ・・・・・ 数学文化とは何か
●小川 束 ・・・・・ 日本における数学文化
●黒木哲徳 ・・・・・ 数学文化から考える算数・数学教育
●上野健爾 ・・・・・ 世界を変えた数学書
■特集2: 私と数学文化 [54名:各1頁]
秋山久義 ・・・・・ 「数学遊戯」は数学文化だった
足立久美子 ・・・・ 私が楽しんだ数学教育
荒木義明 ・・・・・ 敷きつめ模様における数学文化の象徴を求めて
石原清貴 ・・・・・ 十進位取り記数法はどう教えられているのか
伊藤俊夫 ・・・・・ 8年間の勉強会の思い出
井上昌一 ・・・・・ 問題を解く ―数学との出会い・人との出会い―
植野義明 ・・・・・ 数学,好きですか? ―だれでももっと好きになる数学教室―
宇野勝博 ・・・・・ 人間って素晴らしいな
海保 透 ・・・・・ 2002年第0号から2023年39号まで
片桐佳子 ・・・・・ 「森展2022」に参加して ―本当に伝えたいことは・・・・・・―
金森庸人 ・・・・・ 数学との出会い ―高校と大学の深い溝―
亀井哲治郎 ・・・・ 3人の数楽者
河野貴美子 ・・・・ そろばん,そして数学文化に関わって
川辺治之 ・・・・・ 数学文化と翻訳
金原博昭 ・・・・・ 大ピラミッドから多面体模型へ ―黄金比と白銀比に魅せられて―
久富 望 ・・・・・ 批判的思考と「本当とは嘘でない」こと
黒田広亮 ・・・・・ 世界を描くための数学
黒田真樹 ・・・・・ 森毅・高木仁三郎・山本義隆
小寺隆幸 ・・・・・ 世界をより深く理解するための数学を
小寺 裕 ・・・・・ 〈径矢弦の術〉に見る和算文化
小林龍彦 ・・・・・ 和算と私 ―過去と現在―
小梁 修 ・・・・・ ワークショップで「数楽」しましょ!
五輪教一 ・・・・・ 街角の数学
佐藤和孝 ・・・・・ 「13日の金曜日」と数学文化
佐藤健一 ・・・・・ 『塵劫記』の魅力に促されて
清水勇二 ・・・・・ 数学書・講座を振り返って
菅原邦雄 ・・・・・ 和算書から始まったコレクションを顧みて
仙田章雄 ・・・・・ 数学「気まぐれ」旅
高田加代子 ・・・・ 私と数学教育
高橋 誠 ・・・・・ なぜ私は群論の入門書で戸惑ったのか ―「地」と「図」の区別―
伊達悦朗 ・・・・・ 時代の中の数学
田中保成 ・・・・・ 算数教科書について
谷 克彦 ・・・・・ 社会と数学の架け橋 ―数学月間事始めと片瀬豊さん―
田村聡子 ・・・・・ 数学文化とのご縁
寺尾 敦 ・・・・・ 昭和初期の暗算教育 ―中島安治郎と協力者―
中井保行 ・・・・・ 歴史と社会文化と『塵劫記』
中西達夫 ・・・・・ ITエンジニアから見た数学の立ち位置
浪川幸彦 ・・・・・ 数学文化の基礎としての十進位取り記数法
鳴海 風 ・・・・・ ふるさとの和算を伝えたくて
西山 豊 ・・・・・ 花びらの数はフィボナッチ数列に落ち着くか?
長谷川聖治 ・・・・ 新聞の中の算数・数学
長谷川 浩 ・・・・ パズルと数学
林 一雄 ・・・・・ 人との出会い
古川昭夫 ・・・・・ 文化としての数学をすべての中高生に
細矢治夫 ・・・・・ 逆説的数学文化
堀野 晃 ・・・・・ そろばん文化 vs 効率化
ホールト知子 ・・・ そろばん普及活動に必要なこと
真島秀行 ・・・・・ 関孝和314年祭の年に思うこと
宮永 望 ・・・・・ 日本数学協会での20年
宮本次郎 ・・・・・ 授業は『未来日記』
森原則男 ・・・・・ 数遊・数楽のたのしみ
吉田宇一 ・・・・・ 数学雑誌と科学雑誌
渡部美奈子 ・・・・ 考える文化=数学
渡邊芳行 ・・・・・ 松信先生と数学教育談話会
■そのほか
●巻頭言:『数学文化』に思う ・・・・・ 上野健爾
●総目次[創刊準備号(第0号) ~ 第39号]
●編集委員会・事務局だより ・・・・・・ 小川 束・事務局